10:15 〜 10:30
[MZZ42-06] 学術分野ごとの文化比較とその可視化
キーワード:異分野融合、学術連携
昨今、「異分野融合」が叫ばれて久しいが、その具体的な内容も手法も、そして実は目的すらも真剣に考えることなく、盲目的に「異分野融合は善」としている場合が多いと言えないでしょうか。著者は、「異分野融合」そのものの理解について、実践活動も踏まえながら書籍「異分野融合、実践と思想のあいだ。」にてまとめました。そこでは、異分野融合において決定的に大事なのは「学者としての構え」であると言い切ってはいますが、せめてその異分野融合の知識的基盤として何かしらのガイドのようなものがあってよいのでは?と考え、本調査研究を実施するにいたりましたら(可視化については、宮野の他、今井晨介(京大院生)、尾上洋介(京大研究員)による共同研究)。
その結果の一例を下図に示します。これは、コミュニティ検出で得た研究者コミュニティの平均値を利用し、コミュニティの文化的側面を9個の主成分によって見出したものです。今回検出された 22 個の コミュニティにそれぞれの 9 個の主成分を算出し,最大値、最小値でもって正規化し,レーダーチャートにて可視化しました。講演では、これらの結果について詳しく説明するともに、その活用例などについて紹介いたします。
謝辞:本研究は中部大学問題複合体を対象とするデジタルアース共同利用・共同研究 IDEAS201608の助成を受けたものです。
その結果の一例を下図に示します。これは、コミュニティ検出で得た研究者コミュニティの平均値を利用し、コミュニティの文化的側面を9個の主成分によって見出したものです。今回検出された 22 個の コミュニティにそれぞれの 9 個の主成分を算出し,最大値、最小値でもって正規化し,レーダーチャートにて可視化しました。講演では、これらの結果について詳しく説明するともに、その活用例などについて紹介いたします。
謝辞:本研究は中部大学問題複合体を対象とするデジタルアース共同利用・共同研究 IDEAS201608の助成を受けたものです。