[O06-P03] 三笠ジオパークにおける地域学習連携の取り組みについて
キーワード:学校教育、ジオパーク活動、協働、地域学習、ESD
三笠市内の小中学校では平成17年度より「地域科」を通じて、子どもたちの生きる力と郷土愛を育む教育に取り組んできた。一方、三笠ジオパーク推進協議会では平成25年9月の日本ジオパーク認定以後、ツアーや教育プログラムなどを幅広く展開し、持続可能な地域づくりを目指して活動を続けている。三笠市の教育とジオパーク活動は、地域の環境や歴史、文化等に関する学びから得られた気づきを通して、子どもたちの郷土愛を育み、地域の未来につなげていこうとする点において目的を同じくしている。
これら三笠市の教育とジオパーク活動とを結びつけ、持続可能な開発のための教育とジオパーク活動を効果的に進めることを目的として、市内外各種団体から構成される「三笠ジオパークESD推進協議会」を立ち上げ、ジオパークで扱われる領域を学習指導要領における領域と結びつけた一覧表(地域学習カレンダー)の作成を行った。この取り組みの目的は、ジオパークの地域素材を各学校が中心となって進めている地域学習の素材・教材として活用できるように整理編集し、相互理解と関係・関連性を高め、地域が一体となって人材育成を図る基盤の整備を行うことにある。
本発表では取り組みに至る経緯や経過、成果について紹介し、次年度以降の課題について考察を行う。
これら三笠市の教育とジオパーク活動とを結びつけ、持続可能な開発のための教育とジオパーク活動を効果的に進めることを目的として、市内外各種団体から構成される「三笠ジオパークESD推進協議会」を立ち上げ、ジオパークで扱われる領域を学習指導要領における領域と結びつけた一覧表(地域学習カレンダー)の作成を行った。この取り組みの目的は、ジオパークの地域素材を各学校が中心となって進めている地域学習の素材・教材として活用できるように整理編集し、相互理解と関係・関連性を高め、地域が一体となって人材育成を図る基盤の整備を行うことにある。
本発表では取り組みに至る経緯や経過、成果について紹介し、次年度以降の課題について考察を行う。