[PEM12-P33] The long term observation of the high energy electrons and protons on the Internatilnal Space Station
キーワード:the International Space Station, Space radiation, Radiation exposure, High energy particles
JAXAでは2009年より高エネルギー粒子モニタ(Standard DOse Monitor: SDOM)を運用し、部品材料の劣化や電子部品の誤動作等の原因となる電子、陽子、α線等の高エネルギー軽粒子の粒子別エネルギー分布を計測している。また近年ではISS船外での線量評価のために、NASAへのデータ提供も実施しており、被ばく線量評価のデータとして活用されている。
本講演ではSDOMデータの太陽周期変化と地磁気活動依存性を示し、また、Kataoka et al. (2016) で報告されたように、太陽活動に関連した電子の降込みがISS軌道で観測されており、その時のSDOMの観測データにもとづいて、放射線帯の変動や船外活動における被ばく量の議論をする。
本講演ではSDOMデータの太陽周期変化と地磁気活動依存性を示し、また、Kataoka et al. (2016) で報告されたように、太陽活動に関連した電子の降込みがISS軌道で観測されており、その時のSDOMの観測データにもとづいて、放射線帯の変動や船外活動における被ばく量の議論をする。