JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[EE] 口頭発表

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-PS 惑星科学

[P-PS02] [EE] Small Bodies: Exploration of the Asteroid Belt and the Solar System at Large

2017年5月22日(月) 13:45 〜 15:15 103 (国際会議場 1F)

コンビーナ:eleonora ammannito(University of California Los Angeles)、中本 泰史(東京工業大学)、安部 正真(宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所)、Christopher T Russell(University of California Los Angeles)、渡邊 誠一郎(名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻)、座長:中本 泰史(東京工業大学)、座長:藤本 正樹(宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部)

14:00 〜 14:15

[PPS02-32] DESTINY+ミッション:小型衛星による流星群母天体フライバイ

*荒井 朋子1小林 正規1石橋 高1亀田 真吾3千秋 博紀1和田 浩二1渡部 潤一2伊藤 孝士2石黒 正晃4大塚 勝仁5浦川 聖太郎6阿部 新助7関口 朋彦8木下 大輔9吉川 真10中村メッセンジャー 圭子11薮田 ひかる12佐々木 晶13木村 宏14中村 智樹15中藤 亜衣子16小松 睦美20三河内 岳18橘 省吾21廣井 隆弘17矢野 創10佐藤 幹哉24並木 則行2Srama Ralph22Kruger Harald23山田 学1船瀬 龍18五十里 哲18尾崎 直哉18稲守 孝哉19Sarli Bruno10岩田 隆浩10岡田 達明10豊田 裕之10西山 和孝10川勝 康弘10 (1.千葉工業大学惑星探査研究センター、2.国立天文台、3.立教大学、4.ソウル大学、5.東京流星観測網、6.日本スペースガード協会、7.日本大学、8.北海道教育大学、9.台湾国立中央大学、10.宇宙航空研究開発機構、11.NASA、12.広島大学、13.大阪大学、14.神戸大学、15.東北大学、16.京都大学、17.ブラウン大学、18.東京大学、19.名古屋大学、20.総合研究院大学、21.北海道大学、22.University of Stuttgart、23.Max Planck Institute、24.かわさき宙と緑の科学館)

キーワード:Flyby, Meteor shower parent bodies, Interplanetary dust particles

JAXAの次期小型科学衛星プロジェクトに提案中の深宇宙探査技術実証機DESTINY+ミッションでは,流星群母天体のフライバイ観測を目指しており、最優先探査標的天体はふたご座流星群母天体の小惑星Phaethonである。母船(DESTINY+本体)及び母船から放出される超小型機(PROCYON-mini)にそれぞれ可視近赤外カメラおよびダストアナライザを搭載し、惑星間ダスト、星間ダスト、ダストトレイル、Phaethon周辺ダストの物理化学特性のその場観測及びPhaethon表層の地形および表層物質の分光観測を行う。本稿では、本ミッションの科学的意義及び得られる科学的成果及び波及効果について述べる。