JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[EE] 口頭発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-CG 固体地球科学複合領域・一般

[S-CG62] [EE] 変動帯ダイナミクス

2017年5月24日(水) 10:45 〜 12:15 コンベンションホールB (国際会議場 2F)

コンビーナ:深畑 幸俊(京都大学防災研究所)、Robert Holdsworth(Durham University)、Jeanne Hardebeck(USGS)、岩森 光(海洋研究開発機構・地球内部物質循環研究分野)、座長:芝崎 文一郎(建築研究所国際地震工学センター)、座長:松本 聡(九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター)

12:00 〜 12:15

[SCG62-22] 鳥取県西部・島根県東部の応力場–満点地震観測による-

*飯尾 能久1澤田 麻沙代1米田 格1三浦 勉1冨阪 和秀1片尾 浩1 (1.京都大学防災研究所)

キーワード:stress field, lower crust, seimic belt, Manten project, Western Tottori earthquake

鳥取県西部・島根県東部地域における応力場を推定した。Kawanishi et al. (2009)は、中国地方全体においてσ1の方位はほぼ東西であるのに対して、地震帯直下では西北西-東南東に回転していることを見出し、それを、直下の下部地殻内のゆっくりすべりで説明した。今回、稠密地震観測データに加えて2000年鳥取県西部合同地震観測データも用いて、鳥取県西部、島根県東部、およびその間の地域にわたる広域の応力場を推定した。島根県東部では、以前示されたように、σ1の方位は、大局的には南部で東西、その北側で西北西-東南東から北西-南東に回転、地震発生域の北端付近で再び東西方向に戻る傾向が見られる。鳥取県西部および両者の間の地域でも、大局的には南部で東西、その北側で西北西-東南東から北西-南東に時計回りに回転する傾向が見られる。ただし、この2つの領域では、北端では、σ1の方位は、さらに反時計回りに回転して、南北方向に近づいているように見える。このことは、P軸の方位分布から指摘されていたが、応力逆解析により確認された。