The 133rd Annual Meeting of the Japan Prosthodontic Society / The 14th Biennial Congress of the Asian Academy of Prosthodontics (AAP)

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Clinical Research Seminar

On-site

Learn about research using big data and real world data

Fri. Jul 5, 2024 3:50 PM - 4:50 PM Room 3 (Makuhari Messe International Conference Hall 2F 201)

Chair: Kenji Fueki (Tokyo Medical and Dental University), Kazunori Ikebe (Osaka University)

[CRS-Chair] [Chair's Abstract] Learn about research using big data and real world data

Kenji Fueki1, Kazunori Ikebe2 (1. Tokyo Medical and Dental University, 2. Osaka University)

[Abstract]
 医療情報の急速なデジタル化に伴い,歯科においてもビッグデータ,リアルワールドデータなどを利用するデータ駆動型研究の推進が重要となる.このような背景のもと,日本補綴歯科学会では臨床データベースの構築を進めており,将来的に学会主導研究としての利活用が期待される.
 本セミナーは,第132回学術大会に続き,大規模コホートを基盤としたビッグデ-タを活用した疫学研究,ならびにリアルワールドデータを活用した医学研究の事例を知ることで,データ駆動型研究の方法論を学び,強みと制約を学ぶことを目的として研究企画推進委員会が企画した.
 講師には,先端的なデータ駆動型研究を行っている2名の先生をお招きした.疫学研究者の松山祐輔先生には,大規模コホートデータを基盤とし最新の疫学理論を駆使した,口腔と全身との関連についての研究事例をご紹介いただく.生物統計学者の高橋邦彦先生には,医療ビッグデータを活用した研究について事例を交えて概説していただき,医学領域におけるデータ駆動型研究を実践する際に配慮すべき点をご教示いただく.本セミナーが,学会主導によるデ-タ駆動型研究の推進につながることを期待したい.

トピックス
●データ駆動型研究
●ビッグデータ
●リアルワールドデータ