[ES5-Chair] [Chair's Abstract] Rethink upper airway from an anatomical point of view -Endoscopy, Videofluorography, Gross Anatomy-
[Abstract]
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は,睡眠中に上気道が狭小・閉塞することで睡眠・呼吸障害を発症する疾患である.下顎を前方に移動させることで睡眠時の気道を確保する口腔内装置治療が注目を集めている.治療効果のエビデンスは既に集積されているが,どのような仕組みで睡眠中に上気道が閉塞するのか?また,どのような機序で口腔内装置が上気道確保に寄与するのか?病態と治療機序に関してはいまだ不明な点が多い.本セッションでは,OSAの病態と口腔内装置治療の作用機序について,解剖学的な視点で考えることをテーマとし,口腔機能(呼吸機能・嚥下機能)の専門家と解剖の専門家にご発表いただく.
奥野先生には,上気道を中から観察する方法:内視鏡検査を用いた研究内容から,OSA患者の上気道の閉塞病態や,口腔内装置を想定した下顎を前方に移動させた際の気道変化について発表いただく.山口先生には,上気道を外から観察する方法:嚥下造影検査や超音波検査を用いた研究内容から,上気道を構成する解剖学的な因子について発表いただく.吹野先生には肉眼解剖学的解析の研究から,内視鏡検査や嚥下造影検査など,上気道の内外から見ていた所見が,実際にどのような筋が関わっているのか?を発表いただく.
本セッションでは,睡眠時無呼吸や嚥下といった口腔機能の日常臨床で見ている上気道を,検査画像上の形態評価に留めることなく,上気道を構成する筋とその働きなど,解剖学的な考察を加え,皆様とともに理解を深めていきたい.なお,当日は内視鏡検査のライブデモを予定している.
トピックス
●閉塞性睡眠時無呼吸
●内視鏡検査
●嚥下造影検査
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は,睡眠中に上気道が狭小・閉塞することで睡眠・呼吸障害を発症する疾患である.下顎を前方に移動させることで睡眠時の気道を確保する口腔内装置治療が注目を集めている.治療効果のエビデンスは既に集積されているが,どのような仕組みで睡眠中に上気道が閉塞するのか?また,どのような機序で口腔内装置が上気道確保に寄与するのか?病態と治療機序に関してはいまだ不明な点が多い.本セッションでは,OSAの病態と口腔内装置治療の作用機序について,解剖学的な視点で考えることをテーマとし,口腔機能(呼吸機能・嚥下機能)の専門家と解剖の専門家にご発表いただく.
奥野先生には,上気道を中から観察する方法:内視鏡検査を用いた研究内容から,OSA患者の上気道の閉塞病態や,口腔内装置を想定した下顎を前方に移動させた際の気道変化について発表いただく.山口先生には,上気道を外から観察する方法:嚥下造影検査や超音波検査を用いた研究内容から,上気道を構成する解剖学的な因子について発表いただく.吹野先生には肉眼解剖学的解析の研究から,内視鏡検査や嚥下造影検査など,上気道の内外から見ていた所見が,実際にどのような筋が関わっているのか?を発表いただく.
本セッションでは,睡眠時無呼吸や嚥下といった口腔機能の日常臨床で見ている上気道を,検査画像上の形態評価に留めることなく,上気道を構成する筋とその働きなど,解剖学的な考察を加え,皆様とともに理解を深めていきたい.なお,当日は内視鏡検査のライブデモを予定している.
トピックス
●閉塞性睡眠時無呼吸
●内視鏡検査
●嚥下造影検査