第50回日本理学療法学術大会

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[08] (株)テック技販

BASYSの紹介文

重心動揺リアルタイムフィードバックシステムBASYSは、人の立位姿勢時の重心動揺量を瞬時に計測し、本人の知覚にのぼらないレベルで本人の揺れを「増幅または減衰」させることで、立位姿勢調節において過度な姿勢動揺を抑えたり、自律的な姿勢調節を促したりすることのできる姿勢・歩行リハビリ用プラットフォームです。

加齢とともに歩きにくくなったり、様々な疾病で歩行困難な症例が数多くありますが歩きやすさの訓練や疾病に対する回復過程においてリハビリテーションをセラピストによって行われています。その手法は徒手や様々な装置、最新のエビデンスを駆使して介入されています。それぞれの方法を組み合わせて治療介入されており、その一つの手法として、特にセラピストの手助けとなり得る装置として現在連携4病院にてエビデンスを重ね研究を進めて来ています。その症例数は40症例を超えており4病院それぞれが違う疾病に対応されています。

本来の自律的な姿勢調節が停滞している高齢者、全身性の過緊張を伴う患者には、揺れと逆方向に地面が振れる→揺れが増幅する条件「Anti-Phase mode」脊髄反射や起立性震戦などの過剰な神経活動により姿勢不安定性を持つ患者には、揺れと同方向に地面が揺れる→揺れが減衰する条件「In-Phase mode」の組み合わせで介入されています。

今回の理学療法学術大会の展示ブースに装置を設置して体感頂けるようにしています。詳しくは是非ブースにお越し頂いてご覧ください。

本装置は、国立障害者リハビリテーションセンター研究所 神経筋機能障害研究室室長河島 則天氏共同開発製品です。