第50回日本理学療法学術大会

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産学連携企画

産学連携企画1

生活機能向上のための理学療法戦略~活動・参加のために理学療法士にできること~

Fri. Jun 5, 2015 12:30 PM - 1:30 PM 第5会場 (ホールB5)

座長:今井公一

[CL-01-4]

安倍浩之 (リリ・フィジオ・グループ)

地域包括ケアシステムに向け、社会保障(医療保険・介護保険)の方向性が定まってきている。この中で、理学療法士が地域で求められる役割の中に生活機能の向上がある。
生活機能とは何か?
それはICFに代表されるような、人間が生きるために活動すべてをさしている。その生活機能の向上というキーワードの中で、理学療法士の専門性と特質をどのように活かすべきなのか?
機能面のみならず、活動・参加へ繋げるために理学療法士はどのようなビジョンをもって臨床に臨むべきかを先進的な取り組みをしている4人の講師から以下のテーマでプレゼンテーションを行う。
1 訪問における戦略:小山樹(株式会社ジェネラス)
訪問サービスにおける活動・参加へ繋がる理学療法とはなにか?事例を通じて、機能~参加までを見据えた理学療法士の関わりについて
2 通所における戦略:小幡匡史(合同会社Think Body Japan)
通所サービスにおける理学療法士の役割を予防や地域に根差した活動を通じて、働きかける方法について
3 生活機能の捉え方:安倍浩之(リリ・フィジオ・グループ)
生活機能とは人間が生きるための活動すべてを指しており、治療モデルで培った機能面へのアプローチでは捉えきれない部分がある。生活モデルをどのように考え方と理学療法の活かし方について
4 ゴール設定における戦略:張本浩平(合同会社gene)
機能面だけのゴール設定では、意味のない機能アプローチに繋がることがあり、活動・参加のゴール設定を具体的にどのようにするのかを事例を通じての検討