第50回日本理学療法学術大会

講演情報

産学連携企画

産学連携企画3

理学療法士の展望と理学療法機器の変遷

2015年6月6日(土) 16:10 〜 17:10 第6会場 (ホールD7)

座長:浅井友詞

[CL-03-1]

Asmund Boe1, 田舎中真由美2, 山口光圀3, 小山樹4 (1.レッドコード社, 2.フィジオセンター, 3.有限会社セラ・ラボ, 4.株式会社ジェネラス)

理学療法における治療方法の一つとして理学療法機器は大きな役割を担っておりまた、理学療法士の皆様の技術と知識によって機器の性能が発揮されてまいりました。
そう考えますと、理学療法機器と理学療法士の皆様とは切り離す事が出来ない関係であり両者はともに疾病に侵された患者さんや、障害を持った人々に対して、より良い治療をするために切磋琢磨してきた同志と言っても過言ではない気がします。
そして現在、理学療法士の皆様は、それに予防と言う概念が加わり、さらに多くの日本国民の皆さんのお役にたてる機会を得ている事と思います。
また、理学療法士の皆様の知識の向上により、より高度な研究や治療法が開発されてまいりました。それに伴い理学療法機器に分類されるか否かは別にして、治療のみではなくその治療の効果や効能を、より科学的に証明するための評価機器としての役割も担わなければならなくなりました。現在コンピューターの発達に比例するように最先端の評価機器で、且つ最先端の治療も担う機器が開発されております。
今回、旧型の理学療法機器から世界最先端の理学療法機器をご紹介したいと考えております。
また日本理学療法学術大会50周年と言う事ですが、発足当時、理学療法士の皆様は病院等の医療機関に勤務されている方が90%以上だったと思います。しかし50年たった今、理学療法士の皆様の活躍の場所は徐々にではありますが拡大しております。
時代の要請とともに今後はより一層の職域拡大が必須である中、企業の中で活躍する理学療法士、起業した理学療法士、またノルウェー王国から企業で経営に携わる理学療法士、の皆さんにお集まりいただき、それぞれの生きがいや、苦労話をお聞かせいただき、今後の理学療法士の職域の拡大の可能性や求められる企業人としての理学療法士像を語っていただきます。