第50回日本理学療法学術大会

講演情報

学生企画シンポジウム

学生企画シンポジウム

理想の理学療法士への道~新人からベテランまで、みんなで作るワークショップ~

2015年6月6日(土) 12:30 〜 14:40 第6会場 (ホールD7)

[G-01-1]

山内大士1, 佐々木康介2, 里地泰樹3, 辻村悠4, 馬場保人5, 大下航平6, 土屋千穂7 (1.京都大学大学院医学研究科, 2.広島大学大学院医歯薬保健学研究科, 3.藤田保健衛生大学大学院保健学研究科, 4.文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科, 5.首都大学東京健康福祉学部理学療法学科, 6.鹿児島大学医学部保健学科, 7.専門学校社会医学技術学院理学療法学科)

本企画のコンセプトは、理学療法士としての「理想」と現状を比較し、その差を「課題」として見出し、その課題に対して「今やるべきこと」を理学療法士と学生で討論することである。
高齢社会が進みリハビリテーションへの需要が高まる中、理学療法士の養成校は急増し、経験年数の短い理学療法士が占める割合が圧倒的に増えた。そのような中でたくさんの考え方が生まれたが、それにより各々が抱く「理想」が多様化し、個人として「今やるべきこと」がわからなくなることが多い。本企画は、理学療法士としての「理想」と「課題」を多くの理学療法士・学生間で共有し、個人として「今やるべきこと」は何であるかを考えるための機会である。
各々の「理想」と「不安」、課題への対処法を聴取することを目的に理学療法士・理学療法学生を対象にアンケートをするとともに、様々な分野で活躍されている理学療法士や、理学療法に関わる団体の代表者にインタビューを実施した。当日は、そうしたアンケート結果やインタビュー内容を踏まえつつ、現状の「課題」を明確にし、課題に対して「今やるべきこと」を理学療法士と学生で討論する。
自分以外の理学療法士の考え方や創意工夫を知ることで、自らを見つめ直し、理想を実現するためのきっかけになるのではないか。たくさんの方々の参加をお待ちしております。