[P1-0013] 当県士会地域包括ケア推進委員会による「介護予防のための啓発DVD」作成活動について
キーワード:都道府県士会, 地域包括ケアシステム, 介護予防
【目的】
地域包括ケアシステムにおいては介護予防分野での理学療法士の活躍が期待されている。しかし,地域へ介入出来る人材は量・質ともに確保が難しい。また,県内市町村の介護予防担当者からは「福島県ならではの統一された根拠のある体操」が欲しいとの声も聞かれていた。そこで介護予防推進リーダー研修を補習し,かつ地域住民の自主活動にも利用可能なDVDを低価格で作成することを目的に活動したので報告する。
【活動報告】
当県士会地域包括ケア推進委員会から,県士会理事会に「介護予防のための啓発DVD」(以下DVD)作成企画書の提出をし,承認された。
DVDの作成方針は,①県士会一丸となって作る②内容は協会発行の介護予防パンフレットに沿う③非感染性疾患(NCDs)についてはスライドで解説④一般的な連続再生と,個別の問題に対応できる選択再生メニュー⑤内容は,県内から選出された専門・認定理学療法士が検討し,県民に信頼のある機関の監修⑥DVD制作は会員自身で行いコストを抑制。パンフレット印刷のみは外注。
規模と予算は,DVD枚数50枚×7支部にて350枚,パンフレット3500部(A4両面カラー3枚づつ)で,材料費とパンフレット印刷外注の合計は,50,000円とした。その他,作成に関わる会員の人件費は,延べ10名80,000円とした。
内容を検討する専門・認定理学療法士の選出は,今回の企画意図を十分に説明した上で各支部長に依頼し,介護予防分野にて活躍している会員を推薦してもらった。その後,地域包括ケア推進委員会と学術局局長が協議し決定した。
【考察】
介護予防に対する取り組みは,自治体毎に進捗状況に差があり,一律に対応するのは難しい。また福島県は市町村数は全国で5番目,面積は3番目に大きく,県理学療法士会として全域に介入するのは難しいのが現状である。そこで,今回のような会員に対する教育と,地域住民に対する間接的指導の意味を持ったDVDの作成と配布は一つの解決策に成り得るのでないかと考えられた。
地域包括ケアシステムにおいては介護予防分野での理学療法士の活躍が期待されている。しかし,地域へ介入出来る人材は量・質ともに確保が難しい。また,県内市町村の介護予防担当者からは「福島県ならではの統一された根拠のある体操」が欲しいとの声も聞かれていた。そこで介護予防推進リーダー研修を補習し,かつ地域住民の自主活動にも利用可能なDVDを低価格で作成することを目的に活動したので報告する。
【活動報告】
当県士会地域包括ケア推進委員会から,県士会理事会に「介護予防のための啓発DVD」(以下DVD)作成企画書の提出をし,承認された。
DVDの作成方針は,①県士会一丸となって作る②内容は協会発行の介護予防パンフレットに沿う③非感染性疾患(NCDs)についてはスライドで解説④一般的な連続再生と,個別の問題に対応できる選択再生メニュー⑤内容は,県内から選出された専門・認定理学療法士が検討し,県民に信頼のある機関の監修⑥DVD制作は会員自身で行いコストを抑制。パンフレット印刷のみは外注。
規模と予算は,DVD枚数50枚×7支部にて350枚,パンフレット3500部(A4両面カラー3枚づつ)で,材料費とパンフレット印刷外注の合計は,50,000円とした。その他,作成に関わる会員の人件費は,延べ10名80,000円とした。
内容を検討する専門・認定理学療法士の選出は,今回の企画意図を十分に説明した上で各支部長に依頼し,介護予防分野にて活躍している会員を推薦してもらった。その後,地域包括ケア推進委員会と学術局局長が協議し決定した。
【考察】
介護予防に対する取り組みは,自治体毎に進捗状況に差があり,一律に対応するのは難しい。また福島県は市町村数は全国で5番目,面積は3番目に大きく,県理学療法士会として全域に介入するのは難しいのが現状である。そこで,今回のような会員に対する教育と,地域住民に対する間接的指導の意味を持ったDVDの作成と配布は一つの解決策に成り得るのでないかと考えられた。