第50回日本理学療法学術大会

講演情報

ポスター

都道府県士会などの活動研究報告 ポスター4

多職種連携・その他1

2015年6月5日(金) 13:50 〜 14:50 ポスター会場 (展示ホール)

座長:田中康之(千葉県千葉リハビリテーションセンター 地域連携部 地域支援室)

[P1-0024] 群馬県理学療法士協会・作業療法士会・言語聴覚士会連絡協議会の活動報告

新谷和文1, 下谷守1, 山上徹也1, 新井健五2, 角田淳3, 山路雄彦1 (1.群馬県理学療法士協会, 2.群馬県作業療法士会, 3.群馬県言語聴覚士会)

キーワード:連携, 地域, 活動

【目的】
群馬県では,理学療法士協会・作業療法士会・言語聴覚士会の3団体(以下,POS3士会)が揃って活動を行い,群馬県内のリハビリテーションに関する諸問題にあたるべく群馬県理学療法士協会・作業療法士会・言語聴覚士会連絡協議会(以下,群馬県POS連絡協議会)を設立した。今回は群馬県POS連絡協議会のこれまでの活動報告を行う。
【活動報告】
POS3士会の代表による,群馬県POS連絡協議会設立のための準備委員会が平成22年12月に立ち上がり,平成23年3月より活動を開始した。これまでの活動は
①訪問リハビリテーション実務者研修会:4回開催。参加申込み数は毎年約110~130名。平成26年度は群馬県の補助金を頂き運営出来ることとなった。
②設立記念シンポジウム:平成23年7月に「地域リハにおける連携の重要性」という基調講演,及び「群馬県POS連絡協議会の役割と将来展望」というシンポジウムを開催。
③POS3士会理事交流会:3回開催。各会の抱えている問題点や課題を共有するために開催。また,群馬県POS連絡協議会への助言ももらった。
④POS3士会長による挨拶回り:関係団との連携強化・関係づくりのためこれまでに2回おこなった。
⑤群馬県からの依頼:県医務課より「在宅医療に係わる人材育成事業」の地域リーダー推薦依頼を頂き,地域リーダー24名を推薦した。
⑥地域包括ケアシステムへの対応:POS3士会によるワーキンググループにて対応を始めた。
【考察】
群馬県POS連絡協議会設立を機にPOS3士会の横の連携が強化され,研修会等を協同で運営できた。また,地域での活動も他団体との連携が向上した。特に県との良好な関係が築け,今後重要となる地域包括ケアシステムへの活動が行い易くなった。また,地域包括ケアシステムへの取り組みは,重要課題でもある。
【結論】
群馬県POS連絡協議会の活動が徐々に拡がってきている。また,群馬県POS連絡協議会の活動により地域連携も向上してきている。