[P1-0026] 静岡県理学療法士会 公益事業局 メディカルサポート部の活動報告
~これまでの活動と今後の展望を見据えて~
Keywords:メディカルサポート, スポーツ, 傷害予防
【目的】
静岡県理学療法士会公益事業局メディカルサポート部(以下静岡県MS部)では,約12年間,スポーツ現場でのメディカルサポート活動(以下MS活動)を中心に行ってきた。年々,その活動件数は増加し,参加スタッフも増えてきている。今回,静岡県MS部のこれまでの活動を報告し,これからの活動のあり方,将来展望について言及する。
【活動報告】
静岡県MS部は現在,平成15年より開始された高校野球部門をはじめ,障害者野球部門,障害者陸上部門,高校生テニス部門,サッカー部門の5つの部門で活動を行っている。活動内容としては各大会でのMS活動が中心であり,試合前後でのコンディショニング,テーピング処置,ストレッチング指導などや,試合中の応急処置,熱中症対策などが主である。高校野球部門とサッカー部門では登録制度をとっており,登録者は170名ほどとなっている。この2つの部門では年間を通して,研修会行っており現場で使える知識技術の向上に取り組んでいる。近年では部門同士の連携不足を解消するため,合同研修会も行っている。また,学生ボランティア部門を設置し,早い時期からスポーツ現場での活動を体験してもらっている。近年では訪問巡回事業,シニアサッカーや学童少年野球の全国大会,県内最大規模のマラソン大会などのMS活動を行っている。
【考察】
静岡県MS部では,これまでの活動で各部門とも一定の成果を上げていると考える。高校野球部門を中心に長期にわたり,継続してMS活動が行えていることは,その必要性・重要性を理解して頂いているものと考える。今後の活動としては,事業が増加,参加スタッフも増す中でMS活動の充実,全体の底上げは必須であると思われる。また,大会サポート中心の活動から本来あるべき傷害予防への活動へシフトして行くことも重要と考える。
【結論】
理学療法士としてのメディカルサポート活動を確立して行きつつ,今後も社会貢献して行きたい。
静岡県理学療法士会公益事業局メディカルサポート部(以下静岡県MS部)では,約12年間,スポーツ現場でのメディカルサポート活動(以下MS活動)を中心に行ってきた。年々,その活動件数は増加し,参加スタッフも増えてきている。今回,静岡県MS部のこれまでの活動を報告し,これからの活動のあり方,将来展望について言及する。
【活動報告】
静岡県MS部は現在,平成15年より開始された高校野球部門をはじめ,障害者野球部門,障害者陸上部門,高校生テニス部門,サッカー部門の5つの部門で活動を行っている。活動内容としては各大会でのMS活動が中心であり,試合前後でのコンディショニング,テーピング処置,ストレッチング指導などや,試合中の応急処置,熱中症対策などが主である。高校野球部門とサッカー部門では登録制度をとっており,登録者は170名ほどとなっている。この2つの部門では年間を通して,研修会行っており現場で使える知識技術の向上に取り組んでいる。近年では部門同士の連携不足を解消するため,合同研修会も行っている。また,学生ボランティア部門を設置し,早い時期からスポーツ現場での活動を体験してもらっている。近年では訪問巡回事業,シニアサッカーや学童少年野球の全国大会,県内最大規模のマラソン大会などのMS活動を行っている。
【考察】
静岡県MS部では,これまでの活動で各部門とも一定の成果を上げていると考える。高校野球部門を中心に長期にわたり,継続してMS活動が行えていることは,その必要性・重要性を理解して頂いているものと考える。今後の活動としては,事業が増加,参加スタッフも増す中でMS活動の充実,全体の底上げは必須であると思われる。また,大会サポート中心の活動から本来あるべき傷害予防への活動へシフトして行くことも重要と考える。
【結論】
理学療法士としてのメディカルサポート活動を確立して行きつつ,今後も社会貢献して行きたい。