第50回日本理学療法学術大会

Presentation information

ポスター

都道府県士会などの活動研究報告 ポスター5

スポーツ支援1

Fri. Jun 5, 2015 4:10 PM - 5:10 PM ポスター会場 (展示ホール)

座長:横倉益弘(専門学校穴吹リハビリテーションカレッジ 教務部)

[P1-0031] 公益社団法人 沖縄県理学療法士協会 社会職能局 スポーツ事業部 活動報告

スポーツ関連事業企画・運営について

牧門武善1,2, 座波信司1,3 (1.沖縄県理学療法士協会社会職能局スポーツ事業部, 2.沖縄寿光会与勝病院, 3.おもと会大浜第二病院)

Keywords:スポーツ関連事業, 沖縄県理学療法士協会, 医療サポート

【目的】
公益社団法人沖縄県理学療法士協会における社会職能局スポーツ事業部は会員におけるスポーツ関連の公益事業や学術活動に関する企画及びその運営を行っています。
今回の各都道府県理学療法士会の活動報告として,スポーツ事業部の活動について報告させていただきます。
【活動報告】
①高校野球医療サポート(選手権大会・秋季大会・春季大会+離島大会,九州大会)②サポーター養成講習会(年間3回;離島開催含む)③県外講師招聘(1回/年)④学校講演会(スポーツ障害予防学校講演会3~5件/年)⑤講師派遣事業⑥定期勉強会等を行っている。2000年より開始した高校野球医療サポートは今年度の選手権沖縄大会において参加者56人,全51試合にサポートを実施。
これまでに終了した事業:2004年国民体育大会九州ブロック大会・2010年全国高等学校総合体育大会沖縄大会(美ら島総体)・海外球団サポート他,特に美ら島総体においては6競技7チームに対し参加者36名が1年間サポートを実施した。
【考察】
高校野球医療サポートに関しては,16年継続しているが,救急対応的なかかわりが強かった。しかし今年度は帯同者が行えたことや,3年前から取り組み始めた投手と捕手へのストレッチも多くの球場で実施することができた。しかし参加者の確保が難しく課題である。加えて会員のスキルアップについても関連依頼に対し充分に対応できる人材育成環境を整えていく必要がある。
【結論】
これからも継続的な公益事業としてスポーツ現場での県協会の活動として取り組みを継続していく。その為に会員への広報活動や勉強会を通じて参加を促して行く事や,参加者のスキルアップをはかり現場での対応能力を高めて行きたい。さらに各種競技団体との関係や他職種との協力等の課題も多いが,選手やその関係者を含め継続的なスポーツ活動が取り組める環境づくりに寄与していく。