[P2-0373] 静岡県理学療法士会社会局 公開講座の活動報告について
~地域からも認知される理学療法士を目指して~
キーワード:公開講座, 職能, 公益
【目的】一般社団法人静岡県理学療法士会(以下,県士会)は,2500名を超える職能団体として毎年会員が増え続けている。そして地域から信頼される団体を目指し,社会貢献や認知度の向上を目的とした公益的な活動を展開している。その一環として,県士会社会局では地域住民に向けた公開講座を実施しており,以下に報告を行う。
【活動報告】平成18年に第1回公開講座が開始され,現在までに14回の公開講座が開催された。東西に長く広い静岡県では,開催地を東部地区,中部地区,西部地区の持ち回りとしている。また,開催場所も市街地のみならず郊外でも開催する等,多くの県民に理学療法を知っていただくよう配慮している。講座の内容は講義を中心とし,簡単な実技なども取り入れている。これまでのテーマは様々であるが,理学療法士協会や地域のニーズに沿うかたちで毎年検討を重ねて決定している。また,公開講座当日にはアンケートを配布し,満足度や効果的な広報の方法についての調査も行っている。第14回公開講座は予防分野に関するテーマであり,来場者は157名と過去最高であった。
【考察】地域住民のニーズとしては,近年急速に進む高齢化に伴い,予防分野に対する関心の高まりが感じられた。開催地は市街地のみならず,郊外においても活動を展開することで,多くの来場者に集まっていただくことができると考えている。また,準備役員の定期的な会議開催により,理学療法士間の連携強化や若手理学療法士の育成にも役立っていると思われる。
【結論】理学療法士の社会的役割の一つとして,地域住民の健康寿命を延伸するという使命がある。その職能を生かしながら,地域に貢献するための活動の一環として公開講座は有用である。健康増進,介護予防,産業分野等の予防理学療法に関するニーズは特に高まっており,今後も活動の展開が望まれている。
【活動報告】平成18年に第1回公開講座が開始され,現在までに14回の公開講座が開催された。東西に長く広い静岡県では,開催地を東部地区,中部地区,西部地区の持ち回りとしている。また,開催場所も市街地のみならず郊外でも開催する等,多くの県民に理学療法を知っていただくよう配慮している。講座の内容は講義を中心とし,簡単な実技なども取り入れている。これまでのテーマは様々であるが,理学療法士協会や地域のニーズに沿うかたちで毎年検討を重ねて決定している。また,公開講座当日にはアンケートを配布し,満足度や効果的な広報の方法についての調査も行っている。第14回公開講座は予防分野に関するテーマであり,来場者は157名と過去最高であった。
【考察】地域住民のニーズとしては,近年急速に進む高齢化に伴い,予防分野に対する関心の高まりが感じられた。開催地は市街地のみならず,郊外においても活動を展開することで,多くの来場者に集まっていただくことができると考えている。また,準備役員の定期的な会議開催により,理学療法士間の連携強化や若手理学療法士の育成にも役立っていると思われる。
【結論】理学療法士の社会的役割の一つとして,地域住民の健康寿命を延伸するという使命がある。その職能を生かしながら,地域に貢献するための活動の一環として公開講座は有用である。健康増進,介護予防,産業分野等の予防理学療法に関するニーズは特に高まっており,今後も活動の展開が望まれている。