[P2-0380] 広島県理学療法士会の新人教育プログラムナイトセミナーの試み
キーワード:新人教育プログラム, ナイトセミナー, 終了率
【目的】
広島県理学療法士会の新人教育プログラム(以下,新プロ)修了率は平成23年までは20~30%の低値であり,平成24年度は38.8%であった。平成24年以前は,教育局が年2回の新プロ研修会を開催し,会員の履修を促していた。しかしながら,会員数の増加,365日体制の職場の増加のため,「勤務の都合で新プロ研修会に参加しにくい」,「開催地が居住地から遠い」などの声が上がっていた。
そこで,「勤務終了後(日曜日に休むがとれなくとも),最寄りの地域で」新プロを履修できるよう広島県内各地で新プロナイトセミナーの開催を試みた。
【活動報告】
平成25年度広島県内4か所で新プロナイトセミナーを開催した。開催時間は19時から21時までとし新人プロテーマの中から2テーマを選択し開催した。開催テーマに関しては会員管理システムから会員の履修状況を調査し,履修率が低いものを選択した。
その結果,
1回目:平成25年10月18日
B-2 クリニカルリーズニング 参加者43名
E-2 国際社会と理学療法 参加者54名
2回目:平成26年1月17日
A-3 リスクマネジメント 参加者44名
B-1 一次救命処置と救命処置 参加者45名
3回目:平成26年1月31日
C-2 運動器疾患の理学療法 参加者47名
A-4 人間関係および接遇 参加者47名
4回目:平成26年2月7日
C-2 運動器疾患の理学療法 参加者26名
D-3 理学療法における研究方法論 参加者44名
であった。
平成25年度新プロ修了率は48.9(改善率10.1%)に上昇した。
【考察】
夜間の開催にもかかわらず多くの参加者があった。また,新プロを履修する機会の増加により新プロ修了率の上昇につながったと考えられた。その反面,年2回の新プロ研修会では会員の生涯学習の機会として十分でなかったことが考えられた。今後,会員数の増加や職場環境の変化に対応した生涯学習の機会の提供が必要と考えられた。
広島県理学療法士会の新人教育プログラム(以下,新プロ)修了率は平成23年までは20~30%の低値であり,平成24年度は38.8%であった。平成24年以前は,教育局が年2回の新プロ研修会を開催し,会員の履修を促していた。しかしながら,会員数の増加,365日体制の職場の増加のため,「勤務の都合で新プロ研修会に参加しにくい」,「開催地が居住地から遠い」などの声が上がっていた。
そこで,「勤務終了後(日曜日に休むがとれなくとも),最寄りの地域で」新プロを履修できるよう広島県内各地で新プロナイトセミナーの開催を試みた。
【活動報告】
平成25年度広島県内4か所で新プロナイトセミナーを開催した。開催時間は19時から21時までとし新人プロテーマの中から2テーマを選択し開催した。開催テーマに関しては会員管理システムから会員の履修状況を調査し,履修率が低いものを選択した。
その結果,
1回目:平成25年10月18日
B-2 クリニカルリーズニング 参加者43名
E-2 国際社会と理学療法 参加者54名
2回目:平成26年1月17日
A-3 リスクマネジメント 参加者44名
B-1 一次救命処置と救命処置 参加者45名
3回目:平成26年1月31日
C-2 運動器疾患の理学療法 参加者47名
A-4 人間関係および接遇 参加者47名
4回目:平成26年2月7日
C-2 運動器疾患の理学療法 参加者26名
D-3 理学療法における研究方法論 参加者44名
であった。
平成25年度新プロ修了率は48.9(改善率10.1%)に上昇した。
【考察】
夜間の開催にもかかわらず多くの参加者があった。また,新プロを履修する機会の増加により新プロ修了率の上昇につながったと考えられた。その反面,年2回の新プロ研修会では会員の生涯学習の機会として十分でなかったことが考えられた。今後,会員数の増加や職場環境の変化に対応した生涯学習の機会の提供が必要と考えられた。