[P2-0382] 静岡県の公益活動~高校生施設見学~
キーワード:施設見学, 認知度向上, 高校生
【目的】
一般社団法人静岡県理学療法士会(以下,静岡県士会)は,地域から信頼される団体を目指し,社会貢献や認知度向上を目的とした公益的な活動を展開している。その一環として,社会局では高校生施設見学を実施しており,以下に報告を行う。
【活動報告】
本事業は,県内各施設において高校生が実際に理学療法場面を見学できる事業であり,認知度向上のため,平成8年より実施されている。開始当初は理学療法の日を基に1週間で実施していたが,近年は高校生の夏期休暇も加味して,7月下旬から8月上旬の3週間の期間で実施している。窓口は社会局広報PT週間部に統一し,①県内施設に見学可否の確認,②見学可能施設を県内高校に案内し見学者の募集,③見学希望者の取りまとめおよび調整,④施設および高校に見学決定案内,⑤見学実施の流れで実施している。平成19年度の参加者は168名であったが,近年は増加しており,平成26年度の参加者は340名であった。また,見学者にはアンケートを実施している。
【考察】
高校における職業理解の意識向上も伴って,ここ2,3年で見学者は増加している。以前は3年生の見学者が多数をしめたが,近年1,2年生の見学者も増加してきている。期間も3週間設けることが参加しやすい一因になっている。継続的に実施しているため,高校からの問い合わせも増えてきている。また,受入施設においては,各自で見学日の調整を行えるため,見学許可をいただける施設も増えてきている。今まで実施してきたアンケートでは,理学療法の名前は知っていたが実際に見学して職業内容が理解できたという意見が多かった。
【結論】
今後少子化に伴い人材の確保が問題になってくることが予想される。実際の理学療法場面を見学できる本事業が果たす役割は,認知度向上および職業理解の点においても大きいと考えられる。今後も活動を継続するとともに,更なる啓発活動を考えていきたい。
一般社団法人静岡県理学療法士会(以下,静岡県士会)は,地域から信頼される団体を目指し,社会貢献や認知度向上を目的とした公益的な活動を展開している。その一環として,社会局では高校生施設見学を実施しており,以下に報告を行う。
【活動報告】
本事業は,県内各施設において高校生が実際に理学療法場面を見学できる事業であり,認知度向上のため,平成8年より実施されている。開始当初は理学療法の日を基に1週間で実施していたが,近年は高校生の夏期休暇も加味して,7月下旬から8月上旬の3週間の期間で実施している。窓口は社会局広報PT週間部に統一し,①県内施設に見学可否の確認,②見学可能施設を県内高校に案内し見学者の募集,③見学希望者の取りまとめおよび調整,④施設および高校に見学決定案内,⑤見学実施の流れで実施している。平成19年度の参加者は168名であったが,近年は増加しており,平成26年度の参加者は340名であった。また,見学者にはアンケートを実施している。
【考察】
高校における職業理解の意識向上も伴って,ここ2,3年で見学者は増加している。以前は3年生の見学者が多数をしめたが,近年1,2年生の見学者も増加してきている。期間も3週間設けることが参加しやすい一因になっている。継続的に実施しているため,高校からの問い合わせも増えてきている。また,受入施設においては,各自で見学日の調整を行えるため,見学許可をいただける施設も増えてきている。今まで実施してきたアンケートでは,理学療法の名前は知っていたが実際に見学して職業内容が理解できたという意見が多かった。
【結論】
今後少子化に伴い人材の確保が問題になってくることが予想される。実際の理学療法場面を見学できる本事業が果たす役割は,認知度向上および職業理解の点においても大きいと考えられる。今後も活動を継続するとともに,更なる啓発活動を考えていきたい。