[TK-02-1] リハビリテーション医学・医療の今後
新しいといわれてきたリハビリテーション医学も既に始まって50年を過ぎた。ただし,長い歴史のある医学の中では,その方法論のユニークさから,未だはっきりしたアイデンティティを宣言しきるには至っていない。
この講演では,医学的と社会的という2つの範疇にまたがって存在するリハビリテーションという概念の中で,リハビリテーション医学を専門とする私たち医療者がどのようなスタンスで発展をとげるべきか考えてみたい。
以下の項目について概観し,将来への展望に触れたい。
1)立ち位置:病理とQOLの間
2)眺め方:階層性システム
3)方法論:活動機能構造連関,学習,練習
4)科学性:まず解明すべき領域
5)武器:専門性を担保する道具
この講演では,医学的と社会的という2つの範疇にまたがって存在するリハビリテーションという概念の中で,リハビリテーション医学を専門とする私たち医療者がどのようなスタンスで発展をとげるべきか考えてみたい。
以下の項目について概観し,将来への展望に触れたい。
1)立ち位置:病理とQOLの間
2)眺め方:階層性システム
3)方法論:活動機能構造連関,学習,練習
4)科学性:まず解明すべき領域
5)武器:専門性を担保する道具