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[1609-13-05] パルスラジオリシスシステム高度化へ向けたスーパーコンティニューム光開発
パルスラジオリシスとは、放射線化学反応の初期過程を解明する手法の一つである。物質に電子線を照射すると同時に分析光を透過させて、吸光度を測定することで、反応における中間活性種の時間的追跡を行う。このとき用いる分析光は、波長広帯域かつ超短パルスであることが望ましい。
我々は、最適な分析光としてエルビウムファイバーレーザーの二次高調波(775nm)より生成されるスーパーコンティニューム光が適していると考えた。本発表では、このスーパーコンティニューム光開発の現状、及び今後の展望について述べる。