第58回アイソトープ・放射線研究発表会

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ポスター発表

[18001-26-17] 福島第一原発事故後の東京都葛飾区における環境放射線量の推移

〇塚田 瑞穂1、井上 一雅1、清水 秀雄2、寉岡 大2、市原 舞衣1、Veerasamy Nimelan1、福士 政広1 (1. 東京都立大学大学院、2. つくば国際大学)


福島第一原発事故後、都内北東部に位置する葛飾区内の空間線量率は急激に増加した。本報告では、2015年から2020年の各年度に得られた空間線量率分布の変化を報告する。区内の平均空間線量率は減少傾向を示したが、Cs-134の減衰により2018年以降の減少率が小さくなる傾向を示した。推定された環境半減期は2.0年であり、物理的減衰による環境半減期より短い結果であった。