第58回アイソトープ・放射線研究発表会

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ポスター発表

[18001-26-20] 福島第一原子力発電所事故後の都市部における環境放射線量分布の変化

〇市原 舞衣1、井上 一雅1、清水 秀雄2、寉岡 大2、塚田 瑞穂1、Veerasamy Nimelan3、福士 政広1 (1. 東京都立大学、2. つくば国際大学、3. 放射線医学総合研究所)


福島第一原子力発電所事故により、千葉県北西部に位置する東葛地区の空間線量率が急激に増加した。本研究では、2015年および2020年に走行サーベイを実施して、得られた空間線量率分布の変化および人工放射性核種に起因した空間線量率の変化を調査した。地区内の平均空間線量率は2020年の調査において54 nGy/hであり2015年の調査結果と比較して21%の減少率であり、物理的減衰のみの減少率と比較して速い傾向を示した。