第58回アイソトープ・放射線研究発表会

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ポスター発表

[18001-26-21] 各種線量の特徴の比較とその理解に関する研究

〇福田 一斗1、黄倉 雅広1、杉崎 則彦2、橋本 周3、飯本 武志1 (1. 東京大学、2. 公益財団法人原子力安全技術センター、3. 日本原子力研究開発機構)


放射線防護の分野では、放射線測定器で測定される線量である「実用量」と、放射線リスクに関連する「防護量」が同じシーベルト単位で用いられている。また、場の線量としてグレイ単位の空気カーマが用いられる場合もあるため、線量自体が分かりづらい状況になっている。よって本研究では、放射線環境を具体的にイメージした上で各種線量の特徴を比較し、誤解を生みやすい点を整理する。また、ICRU/ICRPが提案する新たな実用量の定義によって換算係数が多数変化するため、この変化による影響についても検討する。