第58回アイソトープ・放射線研究発表会

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ポスター発表

[18001-26-26] 動物性食品および植物性食品に適用可能な照射食品検知法の開発

〇福井 直樹1、藤原 拓也1,2、高取 聡1、新矢 将尚1、古田 雅一2 (1. 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所、2. 公立大学法人 大阪府立大学 研究推進機構・放射線研究センター)


食品中のDNAは、放射線照射により損傷を受け、チミジン残基から5,6-ジヒドロチミジン残基(DHdThd)が生成する。
DHdThdを指標として、タンデム型質量分析計付高速液体クロマトグラフを利用した照射食品検知法について、多種多様な食品に適用できるよう開発を行っている。
動物性食品試料に加えて植物性食品試料についても適用できるように改良したことで、今後さらに幅広く食品に適用できることが期待された。