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[2407-07-01] 放射線誘発DNA損傷の捕捉剤による選択的な防護効果と含水率による違い
放射線誘発DNA損傷における直接作用と間接作用の寄与は、DNA試料の含水率で決まる。含水率を制御してX線照射を行い、鎖切断や塩基損傷などのDNA損傷の収率を評価した。DNA損傷の検出にはアガロースゲル電気泳動法を用いた。微量薬剤の添加による影響の検討を視野に入れ、捕捉剤フリーの高純度DNA試料を用いた。捕捉剤を含む試料での報告との比較から、捕捉剤ごとにDNA損傷を選択的に防護することが示された。