獣医療

[2608-09-01] ペンギンのアスペルギルス症に対するCT診断の検討

〇山田 一孝¹、伊藤 めぐみ²、豊留 孝仁²、松本 直也³ (1. 麻布大学、2. 帯広畜産大学、3. 登別マリンパークニクス)

キーワード：ペンギン、アスペルギルス症、CT

水族館で飼育されているアスペルギルス症を疑うペンギン（キングペンギン３羽，ジェンツーペンギン2羽）に対してCT検査を実施した．気嚢膜の肥厚，気嚢内の結節，気嚢の萎縮，肺の浸潤像の所見が得られ，アスペルギルス症の早期診断が可能であった．CTを利用した早期診断は，アスペルギルス症治療開始の判断に有用であった．