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[29009-10-01] 新規イメージング技術を用いたα線放出核種の組織内局所線量評価の基礎検討
一般的にα線放出核種から放出されるa線は飛程が短いため対象から離れた場所での可視化は難しい。しかし、近年ZnSシンチレータとCCDカメラレンズを応用したアルファカメラやiQIDカメラという新規の画像装置の開発によりex vivoでの組織内分布のα線の画像化が可能となっている。一方で、従来のオートラジオグラフィー技術によりRIの分布を画像化することもできる。したがって両方の手法を用いてa線放出核種を定量化することで、アルファカメラおよびオートラジオグラフィーで得られた画像の比較が可能となる。
本研究では、a線放出核種標識化合物の正常組織、腫瘍組織内の局在性について、新規イメージング技術であるアルファカメラ法と従来からのオートラジオグラフィー法で得られた画像を比較し、両者の結果が組織内の線量分布に与える影響を評価した。