第58回アイソトープ・放射線研究発表会

講演情報

一般講演

核医学3

2021年7月9日(金) 10:30 〜 11:00 第2会場

座長: 鷲山 幸信(福島県立医科大)

10:30 〜 10:45

[3402-03-01] 患者に優しい核医学治療の線量評価法としてのRAP法の基礎検討

〇坂下 哲哉1、渡辺 茂樹1、花岡 宏史2、大島 康宏1、生駒 洋子1、右近 直之3、佐々木 一郎1、東 達也1、樋口 徹也2、対馬 義人2、石岡 典子1 (1. 量子科学技術研究開発機構、2. 群馬大学、3. 福島県立医科大学)


私たちが提案した線量変換方法であるRAP(RAtio of Pharmacokinetics)法は、「核医学治療に用いるα核種を標識した薬剤の動態を、類似した動態を示す核医学診断が可能な薬剤の動態を把握することにより、1回の撮像(シンチグラフィ など)のみで評価できる」技術を用いた患者に優しい線量変換方法(線量評価法)である。しかし、撮像のタイミングについては未だ指針がない。そこで、本発表では撮像のタイミングについて基礎的検討を行ったので、その成果について発表する。