2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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口頭発表

一般セッション » [一般セッション] 5.Webインテリジェンス

[1B3] Webインテリジェンス-ソーシャルネットワーク

2018年6月5日(火) 17:20 〜 18:40 B会場 (4F ムーンライト)

座長:大塚 淳史(NTT)

17:20 〜 17:40

[1B3-01] Hawkes Process を用いた Social Tagging System におけるバースト現象解析

〇江島 昇太1、小杉 太一1、岡 瑞起1、三宅 雅矩2、池上 高志2 (1. 筑波大学大学院システム情報工学研究科、2. 東京大学大学院総合文化研究科)

キーワード:バースト現象、Hawkes Process、ソーシャルタギングシステム

SNS などのウェブ上の人々の活動においては, 特定の話題に対する言及が急激に増えるバースト現象が見られる. このバースト現象を解析する手法として, 確率的点過程モデルである Hawkes Process が用いられる. Hawkes Process の内部のダイナミクスを表す指標として branching ratio というものがあり, この値がある特定の閾値を超えるとイベント時系列が静的な定常状態から, バースト現象が起こりやすい非定常状態へと相転移することが知られている. 本研究では, SNS から得られるデータの中でも特に Social Tagging System に着目し, サービスの成長に伴って branching ratio がどのように時間的に変化していくのかを分析する.