2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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口頭発表

オーガナイズドセッション » [オーガナイズドセッション] OS-8 異分野データ連携におけるデータ市場とデザイン

[1C3-OS-8b] 異分野データ連携におけるデータ市場とデザイン(2)

2018年6月5日(火) 17:20 〜 18:20 C会場 (4F オーキッド)

18:00 〜 18:20

[1C3-OS-8b-03] 「ブロックチェーン×データジャケット」で実現するデータ流通・利活用社会

~ 異業種共創を加速するコンソーシアムの効用~

〇池田 栄次1、佐々木 泰芳1 (1. 富士通株式会社)

キーワード:ブロックチェーン、データジャケット、データ流通、イノベーション

近年のビッグデータ解析や人口知能技術の急速な進展を背景に、膨大なデータと最新の分析技術を人々が持つ多様な発想のもとで組み合わせることで、異業種共創が加速され、これまでに無かった画期的なサービスや製品が生み出されることが期待される。そのためには、社会が保有するデータが業種・業界を超えて安心安全に流通・利活用され、持続的な価値創出が行われる仕組みの社会実装が不可欠である。本稿では、データ流通・利活用社会の実現に向けた富士通のソリューション開発の取り組みを紹介する中で、特に、信頼でつながる「コンソーシアム」という形態を取ることが、データに関わる様々なリスクや不安を軽減しデータ活用を促進する鍵となる点について述べる。