2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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口頭発表

一般セッション » [一般セッション] 13.AI応用

[1D1] AI応用-防災・・ネットワーク

2018年6月5日(火) 13:20 〜 15:00 D会場 (4F カトレア)

座長:肥田 剛典(東京大学)

14:40 〜 15:00

[1D1-05] ユーザ行動に基づくモバイルネットワーク故障検知と予測

〇大木 基至1、竹内 孝2、植松 幸生1、上田 修功2 (1. NTTコミュニケーションズ株式会社、2. NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

キーワード:イベント検知、ユーザ行動、ネットワーク故障

モバイルネットワークサービス提供社の課題の一つが安定した高品質なサービス提供である.
しかしながら,ネットワークトラフィックの急増や設備の経年劣化がスループットの低下などの品質劣化やネットワーク故障を引き起こすことがある.
そのような問題において,サービス利用者はサービス提供社よりも早くサービスの使用不能や品質劣化を発見することがある.
利用者は彼らの体感をすぐにソーシャルサービス上で発信したり,故障情報を得るためのWeb検索などを迅速に行う.
これらのデータから異常を検知することで,故障検知および予測に役立つと考えられる.
この論文では,複数のユーザ行動データを用いて,故障を検知および予測するための機械学習モデルアプローチを提案する.
モバイルネットワークサービスの実データを用いた複数の実験により,提案するフレームワークの有用性を検証する.