2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

講演情報

口頭発表

一般セッション » [一般セッション] 3.データマイニング

[1P2] データマイニング-データマイニング応用(2)

2018年6月5日(火) 15:20 〜 17:00 P会場 (4F エメラルドロビー)

座長:原 聡(大阪大学)

16:40 〜 17:00

[1P2-05] ソーシャルボットの検出:言語非依存性の特徴量とボット集団の定量化

〇杉森 真樹1、笹原 和俊1,2、時田 恵一郎1 (1. 名古屋大学大学院情報学研究科、2. JSTさきがけ)

キーワード:計算社会科学、ソーシャルメディア、ソーシャルボット、機械学習、ボット検出

ソーシャルメディアの普及に伴い、コンピュータプログラムによって自動的に投稿などを行うソーシャルボットと呼ばれるアカウントが増加しており、フェイクニュースなどの拡散に利用されている。これは、デジタル時代においてますます深刻な問題となっている。このような背景のもと、多くのボット検出手法が提案されているが、これらの手法の大半は言語に依存していることに加え、ボット集団を検出することができない。本研究ではTwitterを対象として、機械学習を利用した、ソーシャルボットの言語に依存しない検出手法とボット集団の検出手法の構築について検討を行う。結果として、これらの手法の構築につながる新たな知見が得られた。