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[2F3-OS-4b-02] 相関行列の差の内積に対するクラスタリングを伴う低ランク近似について
キーワード:交互最小二乗法
本報告では,2つのクラスに対応する相関行列が与えられた際に,2つの相関行列の差が顕著である部分を検知し,差が顕著であるような部分の解釈が容易となるような結果を出力する多変量解析法を提案する.具体的には,相関行列の差が大きい箇所をクラスタリングによって絞り込み,低ランクな相関行列の差を用いて推定することで容易に解釈が可能となる結果を出力する方法を提案する.本手法の特徴は相関行列の差の内積を用いることで,相関行列の差のみからでは検知が困難であるクラスタリング構造を検知することができる点にある.