2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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近未来チャレンジセッション » [近未来チャレンジセッション] NFC-3 卒業③:コト・データベースによるモノ・コトづくり支援

[2K3-NFC-3a] 卒業③:コト・データベースによるモノ・コトづくり支援(1)

2018年6月6日(水) 15:20 〜 17:00 K会場 (3F あじさい・もくれん)

座長:西村 拓一(産業技術総合研究所)

16:20 〜 16:40

[2K3-NFC-3a-04] 表現のための活動プログラムのデザイン:看護の心を表現すること

〇小早川 真衣子1、須永 剛司2、丸山 素直2、平野 友規1、山田 孝介4、西村 拓一3、渡辺 健太郎3、藤満 幸子5 (1. 東京藝術大学大学院、2. 東京藝術大学、3. 産業技術総合研究所、4. 慶應義塾大学、5. 佐賀大学附属病院)

キーワード:活動プログラムのデザイン

病院での「看護の仕事の新しいあり方」を看護師たちと共同 でデザインすることに取り組んでいる. このプロジェクトがはじま った 2012 年,私たちは院内の情報システム端末を如何に改善 するのかということをデザインの問題として認識していた.それか ら 6 年が経った今,私たちは看護師と共に「看護を語る場」をつ くっている.そのねらいは, 看護の心を表現することである.このプロジェクトにおける共同デザインは、どのように成り立っ ているのだろうか?本稿では,私たちが出会った予想外で驚き の出来事に注意を向け,生成される状況とどのように関わった のか.また,「看護を語る場」のための「活動プログラム」と「道具」 のデザインをどのように志向していったのかを私たちの認識とそ の変化に焦点を当て,ふり返る.そして,そうした状況と対話し ながらデザインしている実態を考察する.