2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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口頭発表

一般セッション » [一般セッション] 5.Webインテリジェンス

[2Z3] Webインテリジェンス-Webインテリジェンス(2)

2018年6月6日(水) 15:20 〜 16:40 Z会場 (3F 松・竹)

座長:大向 一輝(国立情報学研究所)

16:20 〜 16:40

[2Z3-04] アスキーアート分類手法の比較検討

〇松本 和幸1、藤澤 日明2、吉田 稔1、北 研二1 (1. 徳島大学、2. 青森大学)

キーワード:アスキーアート、画像特徴、文字特徴、ニューラルネットワーク

近年、ソーシャルメディアにおいて数多くの非言語表現が使用されている。そのなかでも、アスキーアート(AA)は、文字を用いた視覚的な技法による表現の一つである。本論文では、文字特徴と画像特徴によるアスキーアート分類手法を比較検討し、アスキーアートのカテゴリ分類に効果的な手法を評価実験により明らかにする。評価実験では、1) 文字頻度、2) 文字重要度、3) 画像特徴量、4) 文字の画像特徴量 の4種類を比較する。この4つの特徴量を用いて、ニューラルネットワークの学習によりカテゴリ分類器を作成する。実験の結果、文字単位での画像特徴を用いて学習させたフィードフォーワードニューラルネットワークによる分類器が、全体的な精度が優れていることが分かった。