2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

講演情報

口頭発表

一般セッション » [一般セッション] 2.機械学習

[3L2] 機械学習-画像応用・マルチモーダル

2018年6月7日(木) 15:50 〜 17:30 L会場 (3F サファイアホール飛鳥)

座長:木村 昭悟(NTT)

16:10 〜 16:30

[3L2-02] 物体メッシュモデルを用いた学習データ自動生成に基づく透明物体の深度画像予測と家事支援ロボットへの応用

〇内海 佑斗1、和田 健太郎1、岡田 慧1、稲葉 雅幸1 (1. 東京大学)

キーワード:深度画像予測、透明物体、家事支援ロボット、学習データ生成

家事支援ロボットは家庭内の多様な物体を扱う必要があるが、ワイングラス等の透明物体はロボットによる三次元位置推定が難しく、従ってそのような物体を操作するのは困難である。本論文ではCNNを用いたセマンティックセグメンテーションと深度画像予測を行うことで、透明物体の三次元位置を推定することを提案する。また、本論文では人間による三次元空間でのアノテーションが不要な学習データ生成手法を提案する。これらの提案手法によって、ロボットが通常の物体と同様に透明物体であるペットボトルをピッキングできることを示す。