2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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口頭発表

オーガナイズドセッション » [オーガナイズドセッション] OS-19 臨床の知

[4B1-OS-19c] 臨床の知(3)

2018年6月8日(金) 12:00 〜 13:20 B会場 (4F ムーンライト)

12:00 〜 12:20

[4B1-OS-19c-01] Kinect を用いたスラックラインでの片足立ちバランス能力の分析

〇大海 悠太1、児玉 謙太郎2、山際 英男3、坂野 安希1、山本 正彦1 (1. 東京工芸大学、2. 神奈川大学、3. 東京都立東部療育センター)

キーワード:スラックライン、身体知、姿勢情報

スラックラインでは、不安定なラインの上でバランスをとる必要があり、アスリートやリハビリテーション対象者の体幹・姿勢バランスのトレーニングとして着目されている。本研究ではKinectを用いてスラックライン時の全身の骨格データを計測するシステムを開発した。このシステムを用いて実験協力者に片足立ちをしてもらい、そのデータを取得と解析を行なった。結果、片足立ちに自信がないと回答した実験協力者の前屈の関節角度はあまり変動していなかったが、どちらでもないと回答した者はより変動していた。このような不安定な状況に対応するような動的スキルが、バランス能力習得の鍵になると考えている。