2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

講演情報

口頭発表

オーガナイズドセッション » [オーガナイズドセッション] OS-19 臨床の知

[4B2-OS-19d] 臨床の知(4)

2018年6月8日(金) 14:00 〜 15:20 B会場 (4F ムーンライト)

15:00 〜 15:20

[4B2-OS-19d-04] 物理的身体性と感覚的身体性の相互関係

〇跡見 友章1、田中 和哉1,5、大川 孝浩2,5、長谷川 克也3,5、高田 勇4,5、清水 美穂5、跡見 順子5 (1. 帝京科学大学、2. 文京学院大学、3. 日本宇宙航空研究開発機構、4. 宇野病院、5. 東京農工大学)

キーワード:身体知、感覚

地球上におけるヒトの身体運動は物理法則に従う。一方で、我々は外部の世界の物理法則を様々な感覚受容器を介して神経信号に変換して受け取っている。従って、感覚受容器の特性に着目した計測手法によって、ヒトの運動を解析することは重要である。本研究では、背臥位姿勢から立位姿勢までの一連の動作を、前庭感覚、圧感覚、固有需要感覚の側面から計測した。結果より、身体の質量によって生じる圧力分布、頭部に生ずる加速度/角速度、身体の各節節をつなぐ筋肉の活動は、それぞれが位相を有して関連する傾向が認められた。以上より、ヒトの動作においては、感覚情報の重みづけが時系列的にダイナミックに変動している可能性が示された。これは、ヒトの動作によって生じる物理法則を感覚受容器の興奮に置き換えて解析する視点の重要性を示している。ヒトの動作では、感覚情報の重みづけが、時系列でダイナミックに変化していると考えられる。