2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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口頭発表

一般セッション » [一般セッション] 9.自然言語処理・情報検索

[4G1] 自然言語処理-対話システム(1)

2018年6月8日(金) 12:00 〜 13:40 G会場 (5F ルビーホール飛天)

座長:角森 唯子(NTTドコモ)

12:40 〜 13:00

[4G1-03] 相手の発話を深掘りするための質問生成技術

〇片山 太一1、大塚 淳史1、光田 航1、齋藤 邦子1、富田 準二1 (1. 日本電信電話株式会社)

キーワード:対話、質問生成

雑談対話において、表層的に繋がる対話を目指すという方向と共に、話題を深ぼりができる対話を目指すという方向も大事である。話題を深掘りができる対話を目指す第一歩として、相手の発話に対する質問をすることで話題の深掘りを実現しようと考えており、そのためには、相手の発話に対する質問をする必要がある。
相手の発話を深掘りするための質問は5W1Hのどの疑問詞を使い、どういった項目について質問するかを学習する必要があり、そのためには、このタスクに合わせた学習データが必要である。これに対して、本論文では、twitterのリプライ関係と疑問詞に着目し、学習データを自動で作成し、それを用いてディープラーニングの手法で質問を生成する手法を提案し、深掘り質問として妥当かつ、バリエーション豊かに生成できることを示す。