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[4J2-02] A Preliminary Approach on Better Preference Elicitation with Timing Optimization for Personal Assistant Agents
Keywords:Agent
本論文では,個人支援エージェントにおけるユーザの負担を考慮したPreference Elicitation最適化手法の検討について述べる.ユーザの作業のバックグラウンドで動作するソフトウェアエージェント間で交渉を行う場合において,事前に交渉で扱われる論点に対するユーザのPreferenceに関する知識をエージェントに組み込むこととあわせて,Preference Elicitationを適切なタイミングで行い,ユーザからPreferenceに関する知識を抽出することで,他のユーザとの競合をより望ましい形で解決できる可能性について検討する.Preference Elicitationを行う際には,エージェントはユーザに対して直接Preferenceを尋ねることが増加することはユーザの負担になると同時に,プライバシー情報を含むPreferenceが意図せず開示されてしまう場合への対処方法の検討について述べる.