2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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インタラクティブ発表

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[4Pin1] インタラクティブ(2)

2018年6月8日(金) 09:00 〜 10:40 P会場 (4F エメラルドロビー)

09:00 〜 10:40

[4Pin1-50] 自動運転の駐車指示を対象にした空間的意味記述の生成への取り組み

〇稲子 明里1、塚原 裕史2、小林 一郎1 (1. お茶の水女子大学、2. 株式会社デンソーアイティーラボラトリ)

キーワード:自然言語処理、構文解析、自動運転

近年, 車の自動運転の実用化に向けた動きが活発化している. 車を運転できない人でも自動運転車を操作するために, より操作を容易にする手法の開発が期待されている. なかでも, 口頭指示による対話的な操作は, 車への意思疎通を行う手段として 今後必要になることが予想される. そこで我々は, 自然言語で表現された操作指示内容と実世界との対応づけ (グラウンディ ング) を目的とし, 駐車指示内容を車の操作へと結びつける空間意味記述の生成を目指す. 先行研究において, 我々は駐車指 示を空間意味記述の前段階となる構文木へ変換する手法を提案し, そのパーザを実装した. その後パーザのn-best解のリランキングによって, 精度を向上する手法を提案し, リランカーを実装した. これを踏まえて本研究では, 生成した構文木を空間意味記述に変換する手法を提案する.