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[1I4-J-2-03] 外生変数を伴う長期予測における主要因子推定法
キーワード:時系列長期予測、主要因子推定法、注意機構
多くの分野・領域において,外生変数を伴う時系列データに対する長期予測が行われている.長期予測モデルにおいては,モデルの解釈性の問題と外生変数に含まれるノイズの問題がある.近年,注意機構は解釈性の高いモデルとして注目されている.Dual-stage Attention-based Recurrent Neural Network (DA-RNN)もその一種である.DA-RNNは注目する特徴を自動的に決定する構造を持つが,短期予測しか行うことができず,強いノイズに対しては脆弱である.本稿では,部分時系列クラスタリングを利用することでDA-RNNを拡張し,よりノイズに頑健なモデルを提案する.そして,長期予測に拡張する方法を提案する.また,注意機構の重みの可視化を用いて,外生変数における主要因子の推定法を提案する.SML2010と呼ばれるデータセットに対する提案手法の結果は,従来手法と同等以上の予測能力を持ち,ノイズに対して頑健であることを示している.また,主要因子の推定が可能になることを示唆している.