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[1P3-OS-21-04] プレゼンテーション動作を診断・再構成する講義代行ロボット
キーワード:代講ロボット、プレゼンテーション動作、講義エンハンス
大学の講義やe-Leaning講義では,講師が学習者に対して講義内容をわかりやすくプレゼンテーションすることが重要である.特に,学習者の注意を講師が意図した場所へと適切に制御するために,スライドコンテンツへの指差しや注視などの非言語動作を行うことが必要である.しかしながら,プレゼンテーション中に非言語動作を適切に用いることは容易ではない.そこで,本稿では,人間講師の代わりにロボットが代講するシステムを提案する.本システムでは,モデルベースに講師の動作を診断し,不適切・不十分な動作を検出・再構成する.また,本稿では,本システムの有効性を検証するために実施したケーススタディについても述べる.実験の結果,再構成されたロボットによる講義プレゼンテーションが,単純に講師の動作を再現するロボットの講義やe-Learning講義動画よりも,学習者の講義内容理解を促すことが示唆された.