2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[2N5-J-13] AI応用: 医療とヘルスケア

2019年6月5日(水) 17:20 〜 18:40 N会場 (1F 展示ホール右奥)

座長:山本 泰智(ライフサイエンス統合データベースセンター) 評者:古崎 晃司(大阪電気通信大学)

17:20 〜 17:40

[2N5-J-13-01] マハラノビス距離と因子分析を用いた転倒リスクの評価

〇内藤 孝雄1,2、小部 正人1、救仁郷 誠1、山末 耕太郎2、杤久保 修2、石川 義弘2、武田 裕3 (1. 富士ゼロックス(株)、2. 横浜市立大学、3. 大阪大学)

キーワード:マハラノビス距離、因子分析、転倒、高齢者

高齢者が転倒により健康寿命の低下をまねく問題があり、転倒予防のためにバランス計測や行動情報から、転倒リスクの評価を行った。対象の女性98名に対して、マハラノビス距離から転倒リスクの高い健診者6名を抽出した。この6名中4名は、最近転倒または転倒しそうになった経験があることもわかった。また因子分析から、下肢筋力バランス、神経調節機能など5つの潜在因子を抽出できた。