2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

講演情報

インタラクティブセッション

[3Rin2] インタラクティブセッション1

2019年6月6日(木) 10:30 〜 12:10 R会場 (1F 展示ホール 中央)

10:30 〜 12:10

[3Rin2-44] 認知症の状態像理解を深めるためのConceptNetを用いた認知症見立て表現モデルの構築

〇神谷 直輝1、吉沢 拓実1、石川 翔吾1、上野 秀樹2,4、小林 美亜2,4、前田 実3、西山 千秋3、村上 佑順3、桐山 伸也1,4、竹林 洋一1,4 (1. 静岡大学、2. 千葉大学医学部付属病院、3. オレンジクロス、4. みんなの認知症情報学会)

キーワード:ConceptNet、知識表現、認知症、コーパス、学習支援

認知症を引き起こす原因疾患の可能性について身近な支援者が分析することを見立てと呼び,原因疾患を見つけ,取り除くことで低下した脳機能が回復する認知症がある.介護従事者が見立てのプロセスを学べるようにするため,治療可能な認知症と学習者の知識を表現するための見立て表現モデルを設計した.協調学習会にて学習者の見立てを分析した結果,見立ての表現モデルが学びの評価に有用であり,学習者のもつ知識に基づいた見立ての知識の集積につながる見通しを得た.