2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[4A3-J-1] 基礎・理論: 生命と知能の基礎モデル

2019年6月7日(金) 14:00 〜 15:40 A会場 (2F メインホールA)

座長:大塚 琢馬(NTT) 評者:小宮山 純平(東京大学)

15:00 〜 15:20

[4A3-J-1-04] ハンドリガードの学習におけるセルアセンブリ形成メカニズム

〇本間 高弘1 (1. 電気通信大学)

キーワード:セルアセンブリ、手続き学習

記憶痕跡を保持するセルアセンブリの形成には、抑制性の結合が重要な役割を果たすことが知られている。ハンドリガードをシミュレーションする先行研究において、セルアセンブリが自己組織化された。しかし、どのようなメカニズムで抑制性の結合が形成されるのかよくわからなかった。本稿では、抑制性の結合が形成されるメカニズムを明らかにするために、手の動きと結合荷重の変化の関係を調べた。その結果、ハンドリガードの学習の過程で、視野を挟んだ往復運動の繰り返しが結合荷重の減少につながり、抑制性の結合をもたらすことがわかった。