2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[4B3-J-3] データマイニング: 顧客接点

2019年6月7日(金) 14:00 〜 15:20 B会場 (2F メインホールB)

座長:土方 嘉徳(関西学院大学) 評者:古崎 晃司(大阪電気通信大学)

15:00 〜 15:20

[4B3-J-3-04] VAEを用いた受注の年間推移に基づくクラスタリングの評価

〇三井 康行1 (1. アスクル株式会社)

キーワード:Variational Autoencoder、教師なし学習、クラスタリング

EC事業者にとって,高精度な需要予測は非常に重要であるものの,商品の受注傾向はその属性によって大きく異なり,受注傾向ごとに適したモデルで予測する必要がある.本稿の目的は,精度の高い需要予測を実現するために,受注傾向を適切に表現したクラスタリングを行うことである.ECにおける実際の受注データを用い,商品受注の年間推移に基づくクラスタリングの評価を行う.クラスタリング手法として,Variational Autoencoderによる次元圧縮と,GMMによるクラスタリングを採用する.また,新たな指標として予測困難度を設定する.実験の結果として,予測困難度を用いてクラスタリング結果の妥当性を示す.