14:00 〜 14:20
[4I3-J-2-01] 評価点勾配に基づく獲得関数のハイパーパラメータの適応的選択
キーワード:ベイズ最適化、ガウス過程、バンディット、獲得関数
ベイス最適化において, 獲得関数の未定パラメータを容易かつ適切に設定するため,
評価点の勾配を用いて適応的にGP-UCBの獲得関数の未定パラメータを選択する方法を提案した.
本手法では, 獲得関数の未定パラメータの変化に対する評価点の移動距離を評価指標とすることで,
獲得関数の未定パラメータを決定する.
提案手法を複数の最適化問題で検証した結果, Cummulative Regretが既存手法と同等か改善する結果が得られた.
また, 提案手法によって選択されたGP-UCBの未定パラメータのラウンド依存性が, 理論的に導出されたGP-UCBの未定パラメータの推奨値と類似した傾向を示しており, 提案手法による獲得関数パラメータの選択が理論と矛盾しないことが確認された.
評価点の勾配を用いて適応的にGP-UCBの獲得関数の未定パラメータを選択する方法を提案した.
本手法では, 獲得関数の未定パラメータの変化に対する評価点の移動距離を評価指標とすることで,
獲得関数の未定パラメータを決定する.
提案手法を複数の最適化問題で検証した結果, Cummulative Regretが既存手法と同等か改善する結果が得られた.
また, 提案手法によって選択されたGP-UCBの未定パラメータのラウンド依存性が, 理論的に導出されたGP-UCBの未定パラメータの推奨値と類似した傾向を示しており, 提案手法による獲得関数パラメータの選択が理論と矛盾しないことが確認された.