2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[4J3-J-13] AI応用: テキスト応用と対話

2019年6月7日(金) 14:00 〜 15:20 J会場 (201B 中会議室)

座長:大西 貴士(NEC/産総研) 評者:岡嶋 穣(NEC)

14:40 〜 15:00

[4J3-J-13-03] 自動運転の対話的操作を実現するための自然言語の実環境へのグラウンディング

〇大田原 菜々1、塚原 裕史2、小林 一郎1 (1. お茶の水女子大学、2. 株式会社デンソーアイティーラボラトリ)

キーワード:自動運転、グラウンディング

近年、車の自動運転の実用化に向けた活動が急速に進展している。今後、自動運転車の操作を容易に行うために、自然言語による対話的な操作を可能にすることが必要であると考えられる。そこで、本研究では、自然言語で表現される運転指示と、車に備え付けられたセンサーによって認識される実世界との対応付け(グラウンディング)をすることで、空間意味記述に変換された運転指示から、駐車の際の車の操作の推定を行なっている。物体の推定では8割程度の正解率を出すことが出来たが、駐車場所の推定では4割~5割程度となっていて、実世界の空間的特徴を表す素性の検討が必要な結果であった。