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[4J3-J-13-03] 自動運転の対話的操作を実現するための自然言語の実環境へのグラウンディング
キーワード:自動運転、グラウンディング
近年、車の自動運転の実用化に向けた活動が急速に進展している。今後、自動運転車の操作を容易に行うために、自然言語による対話的な操作を可能にすることが必要であると考えられる。そこで、本研究では、自然言語で表現される運転指示と、車に備え付けられたセンサーによって認識される実世界との対応付け(グラウンディング)をすることで、空間意味記述に変換された運転指示から、駐車の際の車の操作の推定を行なっている。物体の推定では8割程度の正解率を出すことが出来たが、駐車場所の推定では4割~5割程度となっていて、実世界の空間的特徴を表す素性の検討が必要な結果であった。