[4P2-J-3] データマイニング: 時空間データ

[4P2-J-3-01] UWB 屋内軌跡データからの滞在領域抽出

〇成相 毅¹、長友 和也¹、羽山 徹彩¹ (1. 国立大学法人長岡技術科学大学)

キーワード：室内滞在領域、軌道データマイニング、位置情報クラスタリング

ユビキタス社会において注目されている位置情報サービスを更に高度化するため には物理的な位置だけでなく，意味を持って滞在場所の自動認識が必要となる． 現状，屋内での位置情報を対象とした滞在領域抽出の方法はほとんど開発されて こなかったが，スマートホームやスマートオフィスの実現のために必要な技術と いえる．そこで，本研究では屋内のUWB軌跡データから人やモノが滞在した領域 を抽出する方法を開発した．開発手法はKangの時間準拠アルゴリズムに，方向と 位置の準拠アルゴリズムを組み入れて実現された．提案手法の評価のために，実 際の屋内の軌跡データ取得環境を構築し，従来手法との比較を行った．